TOP >> 2017 Monthly Meeting >> 5/13の研究会Last updated on April 14, 2017
 
■■ 2017-2018 JACET Kanto Monthly Meeting ■■

英語運用力向上の秘訣

発表概要 ビジネスパーソンや学生から、TOEICの点数は上がったが英語の運用力がなかなか向上しないという声をよく耳にする。運用力をアップさせ‘使える英語’を習得するにはどうしたらいいのだろうか。ビジネス英語のエッセンスとは、3つのC、すなわち、Clear(明確)、Concise(簡潔)、Constructive(前向き)である。自分の考えを明瞭に過不足なく発信し、仕事を前に進めていく建設的な姿勢は、社内やビジネスパートナーとの信頼関係構築に欠かせない。この3つのCこそ、ビジネスに限らず、英語でコミュニケートするときの基本であり、運用力向上の秘訣と考える。ビジネスの実体験、大学の授業や社内研修、NHKの番組制作現場の話などを交えながら、その手法について考えてみたい。
発表者略歴 柴田 真一:
目白大学英米語学科教授。NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」講師。ロンドン大学大学院経営学修士(MBA)。みずほフィナンシャルグループを経て、2012年より現職。専門は国際ビジネスコミュニケーション。
銀行員として欧州20年(ドイツ5年+ロンドン15年)の海外勤務を経験。著書は、ベストセラー『一流は、なぜシンプルな英単語で話すのか』(青春出版社)をはじめ、『10億人に通じる!やさしいビジネス英会話』(NHK出版)、『金融英語入門(第2版)』(東洋経済新報社)など多数。