TOP >> 2009 Monthly Meeting >> 2009/5/16の研究会Last updated on April 7, 2009
 
■■ 2009-2010 JACET Kanto Monthly Meeting ■■

演題:
立教大学英語副専攻カリキュラム ─ 北アリゾナ大学で考えたことを含めて
Rikkyo University English Minor Program: Inspired at Northern Arizona University

発表概要 立教大学では1997年より全学共通英語カリキュラムを発足させ、「英語の立教」を復活させたが、2010年より新たに「全カリ第2ステージ」として、EAPを中心とする英語副専攻プログラムを開始することとなった。この副専攻プログラムは、4年間を通して、学生が自分のレベル、目的にあわせて英語を学習できることを目指すものであり、より高度な英語力を獲得することで、英語圏の大学あるいは大学院で自己の専門を英語で学習することを可能にし、立教が目指すグローバルな人材の育成を具現化する試みである。発表では、副専攻の理念、目標・目的、新たに設けられた4つのコースの概要あるいはレベル設定、各コース内で展開される科目群の内容、専門学部との連携、専門学部で学生が履修した英語関連科目の認定、副専攻を支える教務運営システム、副専攻の目標を具体化した海外研修プログラムなどを紹介する。新たに導入されるよりコミュニカティブな少人数制クラスを基盤とした必修英語プログラム等、立教大学の新たな試みについても具体的に紹介してゆきたい。
発表者略歴 鳥飼慎一郎
(立教大学異文化コミュニケーション学部教授、立教大学英語教育研究所所長、言語学博士)
College of the Ozarks (BS in Political Science and Sociology)、早稲田大学法学部卒業
University of Oregon (MA in Linguistics)、Lancaster University (Ph. D. in Linguistics)